2007年12月17日

勝負 〜広島・黒田投手 ドジャースへ〜

今オフはどうするのか、来季はどのチームのユニフォームを着るのか。
留まるのか、海を渡るのか・・・。

昨シーズンオフ、FA権を行使せず広島残留を決めた黒田。
今オフは、悩んだ末にFA宣言をし、海の向こうに視線を送った。
メジャーリーグ挑戦。

黒田の動向、そしてメジャー各球団の黒田に対するアプローチ、報道合戦が約1ヶ月間続いた。
複数のチームが黒田に興味を示している。
その中で、マリナーズが有力候補とされていた。
イチローがバックを守り、城島がリードするという映像が頭の中に作り出された。

そして、もう一つ有力視されていたのがドジャースだ。
来季は、元ヤンキース監督のトーリ監督が指揮を執る。名将のもと、黒田・斎藤の日本人リレーが見られるかもしれない。こちらもワクワクする映像である。
いずれにしても、日本には馴染みのあるチーム。どちらにいっても楽しみであった。

そして、決まった。
そのチームは・・・・

ドジャースだった。

黒田は来季ロサンジェルス・ドジャースでプレーする。
ドジャースは、ナショナルリーグ西地区に属し、今季は終盤までプレオフ争いに加わっていたものの、最後に息切れしてしまった。
しかし、十分にプレイオフを狙えるチームである。まして来季は名将トーリ監督が指揮を執る。日本人に対する理解も深いだけに黒田も黒田らしいピッチングができるのではないだろうか。
そして、ロスということで日本人にとっても生活しやすい場所でもある。

黒田は、もちろん先発の一角として期待されていることだろう。
力強いストレートと切れ味鋭いスライダーを中心とした変化球、コントロール、そして抜群の安定感に鉄腕・タフさ。
なんとかシーズンを大きなケガなく走り抜けてほしい。
そうすればきっと結果もついてくるはずだ。
来季は馴染みのある赤から鮮やかなブルーのチームへ。

早く黒田・斎藤のリレーを見てみたい。
今から来季が楽しみだ。

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2007年12月16日

挑戦 〜楽天・福盛投手 レンジャーズへ〜

第2の岡島を・・・
そういう思惑で日本市場に目を光らせているメジャースカウト陣。

近年では、日本でキャリアを十分に積んだ中継ぎ・抑え投手に注目が集まっており、それぞれが十分な、いや期待以上の結果を残している。
昨年は、斎藤隆(ドジャース)が1年目から大きな活躍をみせ、今季は堂々たるストッパーとしてチームの勝利に大きく貢献した。
そして、今年は岡島(レッドソックス)の活躍。

そして、来季からはまずロッテから小林雅、薮田と海を渡ることが決まっている。そしてさらにもう一人、楽天のストッパー福盛も来季はメジャー球団のユニフォームに袖を通すことになった。

仙台からテキサスへ。
楽天から球団史上初のメジャーリーガーの誕生である。その移籍先は、レンジャーズ。

レンジャーズは、イチロー・城島のマリナーズと同地区のアメリカンリーグ・西地区に属する。ここ数年は、なかなか良い結果を残せていない。今季は、大塚投手も所属していたが、放出が濃厚。
その位置に福盛投手がはいることになるのだろうか。

これで今季はすでに3人のベテラン中継ぎ・抑えが海を渡る。
斎藤隆、岡島に続くのは、誰だろうか。

そして、投手陣で注目は・・・黒田投手か。
どこになるのか・・・・ドジャースか、マリナーズか・・・・。

posted by KJ at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | メジャーリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月13日

世界一を目指して 〜メジャー移籍情報・松井稼頭央、アストロズへ〜

クラブワールドカップ準決勝。
浦和レッズ VS ACミラン

公式戦で日本のクラブチームがヨーロッパ王者と真剣勝負をすることは初。もちろん勝てば、歴史的快挙でもあり世界一をかけた大決戦にも日本チームで初めて挑むことになる。
それだけこの準決勝の意味は大きい。

試合は、前半を0−0で折り返すも後半はミランの攻撃に防戦一方となる。しかし、一瞬のスキをついてミランのゴールを脅かす場面もあった。が、その矢先、ミランが浦和の守りを打ち破いた。
3チームでヨーロッパ王者に輝いたセードルフが今季の最優秀選手に選ばれたカカからのパスを浦和のゴールに突き刺した。

この一点が決勝点となり、1−0でミランの勝利。
浦和は良い戦いをした。が、内容をみるとやはりミランが圧倒していたようにも見える。それはボール支配率からもそういえる。
しかし、浦和の各選手の集中力、粘りは素晴らしく、粘り強く戦いぬいた。ミランはボールを支配していたもののゴールを奪えなかったのは、浦和の粘り強い攻めや守りがあったからだ。そして大きな力となったサポーターの声援のおかげである。

これで昨年同様、南米王者 VS 欧州王者の決勝となった。
ここ2年南米王者が制しているだけにミランは絶対に勝ちたいだろう。
両チームとも初戦となった準決勝はやや硬かったようにも思える。この決勝はコンディションも上がってきているだろう。
世界最高峰の世界一決定戦、ACミラン VS ボカ・ジュニアーズ。
世界一が決まる。

世界一を目指しての戦い。
メジャーリーグ、ワールドチャンピオンを目指して。

松井稼が帰国。
ロッキーズはシーズン終盤に驚異的な追い上げ、連勝によりナ・リーグを一気に制した。ワールドシリーズではレッドソックスに敗れたもののワールドチャンピオンまであと一歩というところまできていた。
その躍進に大きく貢献した松井稼。
この活躍に松井稼の株は急上昇。他の球団からも高評価をうけ、このオフは、残留か移籍かと注目選手の一人となった。

ロッキーズ残留か、移籍か・・・・。

松井は移籍決意。
来季は、アストロズのユニフォームを着ることとなる。
そして、このアストロズは、オリオールズの主砲テハダを獲得。
テハダは、02年のア・リーグMVP選手でもあり、31歳の最も脂が乗ったいい時期である。昨季はケガもあり1152試合の連続試合出場が途切れ、満足のいくシーズンではなかったと思うが、豪快な打撃とタフさは持ち合わせ、チームの中心選手になることは間違いない。
松井は、そのテハダと二遊間を組むことになりそうだ。
松井が出塁し、チャンスメイクし、テハダが還すという打線になるだろう。2番、3番となる可能性もある。

この二人が鉄壁の二遊間、チームに勢いをあたえる2,3番となれるかどうか、そして投手陣が揃えば、十分にワールドチャンピオンも狙えるはずだ。

来季は、アストロズの松井稼に注目だ。来季こそ世界一だ。

松井稼同様に来季こそ世界一を狙うのは、ヤンキース。
そのヤンキースの松井の行方にも注目が集まる。
トレード話が日に日に現実味を帯びているような気もするが、実際のところはわからない。個人的には松井はヤンキースの松井であってほしいのだが。

こちらのゴジラ松井に関しては、また次の機会に。
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2007年12月12日

決断 〜福留孝介メジャー挑戦、シカゴ・カブス〜

クラブワールドカップの準決勝、ACミラン VS  浦和レッズ。
今日のもう一方の準決勝では、南米王者ボカ・ジュニアーズがアフリカ王者のエトワール・サヘルを1−0で降し、決勝進出を決めた。
その南米王者と世界一をかけて戦うのは、ミランか、浦和か。
この注目の試合は、明日横浜でキックオフ。


そして、今日はメジャー情報。
注目の日本人選手が決めた。来季どのチームのユニフォームを着るのか、決断した。

福留孝介。
PL学園出身。甲子園でも活躍し、その名を全国に轟かせた。
当時は、外野手ではなく、遊撃手だった。
僕の記憶にしっかりと残っているのは、春の甲子園での銚子商業戦。
バックスクリーンにホームランを叩き込んだ。試合は敗れたものの、福留の名は一気に全国区となり、そしてプロのスカウトも獲得に乗り出す。
しかし、高校生は運に任せるしかなかった。
巨人か、中日を希望していた福留だったが、複数チームとの競合となったくじ引きで当たりを引いたのは当時近鉄監督の佐々木監督だった。
「ヨッシャ!!」とガッツポーズしたが、結局福留は社会人野球を選択した。

そして、その後逆指名で中日ドラゴンズに入団。
今では、走攻守すべてにおいて最高レベルにある日本を代表する選手となった。

今季は、シーズン終盤ケガで離脱したが、もちろん評価が下がることはない。

その福留は、日本か、メジャーかと悩んだ。
国内なら巨人。巨人か、メジャーか。
悩んでいる時点からメジャーの複数のチームが興味を示し福留獲得に乗り出していた。

そして、昨日。
メジャー挑戦を表明し、そしてすぐに決まった。
シカゴ行きを決めた。

シカゴ・カブス。4年53億円で契約。
監督は、元マリナーズの監督でもあるピネラ監督。
イチローと松井秀をミックスさせたような選手と評した。

福留孝介の新たな挑戦が始まる。
僕の予想では、1年目.290 20ホームラン 打点80 くらいの仕事をするだろう。
打順にもよるが、ケガなくシーズンを乗り切ればこれくらいの数字がついてくるのではないかと思う。
何より初めてのこれまでとは全く異なる環境でケガなく初めてのシーズンを乗り切ることが難しいことでもあるのだが。

福留は心身ともに強い選手。期待します。
来季は、福留にまず注目です。
 
posted by KJ at 23:42| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | メジャーリーグ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月11日

勝つために・・・しかし・・ 〜ジャイアンツの補強〜

先週、岡田ジャパンが発足した。
オシム監督が病魔に襲われたのは先月。
脳梗塞だった。

これまで順調にきているかように思えた。
オシムサッカーが日本に浸透しつつあった。
そして、ワールドカップに向けた予選が徐々に近づいてきたこの時期にまさかの出来事だった。

どうするのか・・・日本代表監督を誰に託すのか・・・。

岡田武史元日本代表監督。
日本初のワールドカップ出場を決めた岡田監督がもう一度日本代表の指揮を執る。
あの時もそうだった。究極の場面でピンチヒッターに指名された。
そして、今回もピンチを救う役目を担うこととなった。
岡田監督も言っていたが、今回はチーム状態が悪いという理由での交代ではなく、むしろ良い状態に仕上がってきていたところだった。
そのため、チーム作りが難しい。しかし、オシムのサッカーはオシムにしか出来ないのも事実。
岡田監督は、岡田監督のサッカーをするしかない。
メンバーを多少変わるだろう。
しかし、やるしかない。勝つしかない。
勝つためのチーム作り、勝つための采配を振るうしかない。
岡田監督は今回も救世主になるのか。
改めて岡田監督の手腕に注目が集まる。

勝つために・・・・

それはわかる。
今日も引き続きプロ野球、移籍に関する話となる。
勝つために・・・・。

ジャイアンツ、優勝を絶対命題に掲げる。
負けは許されない。それがジャイアンツ。

今季は、リーグを制した。
若手も成長してきた。来季も期待できる選手層となった。

しかし、しかし、今オフ大補強。
補強は悪くない。むしろ良いチームをつくるためにすべきことである。
しかし、巨人のやり方はどうなのだろうか、と頭を傾げてしまう。
生え抜き選手を育て、新しい巨人を作っていくという言葉は何処へいってしまったのか。
昨オフは、小笠原、谷を獲得した。これはとても良い補強だった。巨人が生まれ変わった。良い風が吹いた。
それによって、生え抜き選手の目の色も変わった。良い流れが生まれた。ここから新しい巨人が始まった。

と、思った。

しかし、また補強を繰り返す。
自由契約となった外国人、またFA宣言をした有力選手へも獲得に名乗りを挙げた。
意味のある補強、誰もが納得いく補強であればいいのだが、
外野陣も揃っており、内野も充実している。野手陣も投手陣も若手の成長が感じられる。

でも、FA選手や外国人を獲得しようとする。
たしかに戦力としては厚みを増す。だが、チームとしてはどうだろうか。絶対必要なのだろうか。
ここ数年、FAで獲得した選手で埋もれてしまっている選手、投手も巨人には何人もいることは事実。一流選手が1軍、2軍を行ったり来たり・・・。こういった状況はチームの歪みになることもある。
実績のある選手だからこそ、歪みになってしまう。

巨人のチームカラーが変わりつつあったのだが、また少し逆戻りしてしまった。そんな気がしてならない。
資金力で選手を集め、チームをつくる、こういう安易な見方をされてもしかたない。

勝つために・・・・気持ちはわかる。巨人は勝たなくてはいけないのだから。巨人人気はプロ野球人気の大きな尺度でもある。
強くなくてはいけない。スター性も必要なのもわかる。
しかし、こういったチーム作りもファンが離れていく一因になっているような気もする。

ならば勝ってくれ。強い熱い巨人を見せてくれ。
これがファンの願いではないだろうか。

ラベル:プロ野球 巨人
posted by KJ at 23:46| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月10日

プロ野球移籍情報 〜横浜・クルーン 巨人へ〜

TOYOTA クラブワールドカップが日本で開催。
今日は、アジアチャンピオン・浦和レッズが登場。

今季は、かなりのハードスケジュールの中、アジアを制した。
最後は、心身ともに厳しい戦いとなったが、大和魂がアジアを勝ち抜き、日本初のアジア王者となった。
その浦和レッズがアジア2位のセパハンと対決。
これで3度目の対決となった。
試合は、大勢のファンの声援を背にレッズが持ち前の攻撃力をみせる。
点をとるべき選手がとり、1点を失ったものの3−1と快勝した。

これで次は、ヨーロッパ王者のACミランとの戦い。
こういったチャンスはない。
ヨーロッパの強豪がフレンドリーマッチで来日し、日本のチームと対戦とすることはあったが、このように世界一をかけたトーナメントでの真剣勝負は初。
浦和レッズは世界一のファンの力を借りてヨーロッパ王者に挑む。


今日も引き続き、プロ野球移籍情報。
FA宣言や助っ人外国人の契約切れの選手を狙うチームとして見られても仕方がない。
それは、巨人のこと。

ここ数年は、生え抜きの若手を育てる傾向が見えてきてはいたのだが、今オフは、外国人やFA選手獲得に積極的。

その一人に横浜の抑え・クルーン。
クルーンは、横浜との契約が折り合わず、そこに手を上げたのが巨人だった。

クルーンは、抑えとして、そして球界一の速球でファンを魅了する。
今季は終盤に、豊田・上原という必勝リレーが完成し、安定した戦いをみせた。
来季は、これを崩すことになるのか。

やはり上原は先発として力を発揮したい。
しかし、北京五輪の予選をみると、抑えとして完璧な仕事をした。
北京を視野にいれると・・・・どうすべきなのか、上原自身も難しい決断になりそうだ。

もし上原が先発復帰し、本来のエースの位置に戻るとなると、
クルーンは試合終盤を締める重要な役割を担うことになる。
しかし、上原が来季も抑えとなると、セットアッパーとしての仕事が主になるだろう。

良い投手がいるにこしたことはない。
しかし、巨人には良い投手、育てがいのある若手も多くいるはずだ。
この補強は、他のチームやファンにはどう映っただろうか。

巨人は、今オフさらにどのように補強をすすめるのだろうか。

posted by KJ at 23:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月09日

プロ野球移籍情報〜新井選手・広島から阪神へ〜

12月も1/3が過ぎ、今年も残りわずかとなりました。
この時期、年内に契約更改を済ませ、すっきりとした気持ちで新年を迎えたいと思っている選手と、大きな決断を前に悩みながら年を越す選手もいる。

今オフの移籍情報、これまでの情報についてみてみよう。

まずアジア最終予選で活躍した星野ジャパンの4番・新井選手がFA宣言をし、広島から阪神への移籍が決まっている。

新井選手は、広島の中心選手として今季は.289 28本塁打 102打点とチームを牽引。2シーズン連続で100打点を越えた。
得点圏打率は3割を越えており勝負強さも目立った。
思い切りのいいスウィングがここ数年、的確にボールをとらえる率が高くなり、状況に応じた打撃が光る。
アジア最終予選でも、厳しい状況、重責の中で結果を残したのは、評価が高い。

今季の阪神のファーストは、シーツ選手。
しかし、今季は不調に苦しみ、良い結果を残せなかった。
そのシーツ選手とは、契約を結ばない阪神は、その一塁手を探していた。そこでFA宣言した新井選手の獲得に乗り出した。

新井選手の良いところは、思い切りの良い打撃と強い身体。
今シーズンは全試合出場を果たした。
この強い身体は、元広島、現阪神の鉄人・金本選手の影響があるのではないかと思われる。そしてさらに、その先輩の後を追うように阪神へ移籍。これで、金本選手に続いて、広島の4番が阪神へ移籍することになった。

守備位置は間違いなくファースト。では、打順はどうなるのだろうか。
おそらく、金本選手の後の5番を打つのではないだろうか。
そうなると、4,5番と元広島の4番が並ぶことになる。
新井選手が、今シーズン同様に100打点あげるとなると、阪神の打撃力・得点力はグーンと上がる。
今季、打撃力に悩んだ阪神。これは大きな補強となりそうだ。

一方、広島は、新井選手の穴を埋めるには・・・と頭を抱えているだろう。100打点を稼ぐ選手はどこにでもいるものではない。
今季ブレイクした栗原に期待がかかるが、正直新井の抜けた穴は大きい。

さらに広島は、黒田投手も抜けることが濃厚なだけに、大幅な戦力ダウンが見込まれる。
こういう状況だからこそ、若手に期待がかかる。今シーズンは、栗原選手が大きな成長をみせた。
このように誰もが予想しないような若手の大きな成長、大躍進に期待したい。

来季の新井選手の活躍に注目しつつ、広島の若い選手の活躍に期待したい。





ラベル:プロ野球
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2007年12月06日

野球北京五輪アジア最終予選を振り返って 〜野手〜

普段の12月なら野球の話は、トレード・移籍話が中心となっている。
しかし、今年は違う。
北京オリンピック予選の熱は冷めない。

今日は、攻撃陣について振り返ってみよう。


星野ジャパンには、大きな大砲はいらない。
繋ぎの野球、これが攻撃のテーマ。

大砲はいらないと記したものの、
最初は小笠原、高橋と左の長距離砲。
そして、求めていたのは右の大砲。
そこで代表に選出したのは、まずセ・リーグのホームランキングの横浜・村田。そして来季から阪神のユニフォームを着る新井。
このように長打力も期待できたオーダーが組めそうだった。

しかし、左の長距離砲はケガのため離脱。
当初思い描いていたオーダーは組めなくなったともいえる。

だが、あくまでも適材適所の繋ぎの野球。
その中心は若手の俊足巧打の選手たちでもあった。
WBCでも活躍した西岡、川崎、青木。

そして打順は、右・左のジグザグ打線を組んだ。
順番は関係ない。繋ぎの野球には関係なかった。
1,2,3番には西岡、川崎、青木、4番には右の大砲・新井をおき、5番には勝負強い阿部を。
下位打線には、セのホームラン王の村田、パの首位打者・稲葉がおり、さらにつなぎの4番・ロッテのサブローが上位につなげる。

点の取り方は、ホームランは稲葉と新井の二本。
あとは、低く鋭い打球で繋いで得点した。
初戦は、かみ合わない部分もあったが韓国・台湾戦は、ここぞという場面でのタイムリーは素晴らしかった。
そして、バントや盗塁といった機動力も日本の野球の一つ。
これにはスランプはない。これを存分に生かして、勢いとリズムを掴み、相手にプレッシャーを与えていく。

大事なことは、繋ぎの野球として、チームのために自分の役割を果たせるかどうか。それには、その意識をチーム全体に浸透させ、まとまることができるかどうか。
そういう点では、全選手がその状況に応じた役割を果たすことが出来た。それが得点につながり、勝利に繋がった。

やはり4番の新井の活躍は素晴らしかった。
初戦での先制タイムリー、そして台湾戦の先制タイムリーと4番のプレッシャーに負けず結果を残した。
そしてMVPの阿部。驚異的な打撃を見せた。
チャンスメイク、そしてタイムリーと攻撃陣の柱だった。
阿部のすごいところは、その対応力。初めての対戦で難しい部分もあるなか、これだけの結果を残せるのは、対応力の高さからだ。
ヒットを打つために・・・という打撃もしていた。引っ張らずに反対方向にミートを心がける打撃は、お手本のようなバッティングだった。

たしかに守りは大事。0点に抑えれば、負けない。
でも点を取らないと勝てないのも事実。
当初の思い描いていたオーダーではなかったかもしれない。
しかし、繋ぎの野球は浸透し、日本らしい戦い方で勝利を掴んだ。

本戦は、どのようなメンバーになるかわからない。
しかし、この星野ジャパンの野球が浸透できれば、きっと素晴らしい攻撃を繰り広げることができるはずだ。
日本のつなぎの野球は、世界でも脅威になるに違いない。
ラベル:オリンピック
posted by KJ at 23:13| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(1) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月05日

野球北京五輪アジア最終予選を振り返って 〜投手〜

昨日、星野ジャパンが凱旋帰国。
そして、前回のアテネ五輪日本代表監督だった長嶋氏に北京五輪の切符獲得を「一番いい報告ができて幸せ」と報告した。笑顔でVサインで応える長嶋氏。本当に素晴らしい戦いでした。

決して簡単な戦いではなかった。
勝つためにどういう戦いをすべきか、どういう戦いが求められるか。
その中での最重要ポイントは、やはり投手。
投手を中心とした守りの野球がこの厳しい戦いを勝ち抜くための鍵を握っていた。

今日は、その投手陣を振り返ってみる。
このブログ内で何度も記したが、相手を0に抑える限り負けることは絶対にない、それが野球である。
投手一人の力で試合を決めることも出来る。投手には、一番高いところに立っているだけでなく、そういう特権もある。

その投手陣の構成は、どのようなものだったのか。
まずいえるのは、若手と経験豊富な脂ののったベテラン(ベテランと呼ぶには早いが)の融合・調和が取れた構成だったということ。

先発した3人をみてわかるように20代前半の若きエースたち。
涌井、成瀬、ダルビッシュとこれからの日本の野球界を引っ張っていく投手である。
そして、中継ぎ・抑えに、日本を代表するストッパーを配置。
岩瀬・藤川・上原と贅沢すぎるほどの7,8,9回のリレーが可能となった。若い投手からのバトンをこれまで多くの修羅場を潜り抜けてきた最強の投手陣が受け継ぎ、試合を締める。

今シーズン大活躍した投手がシーズンの結果同様に素晴らしい活躍をした。

初戦のフィリピン戦は、格下とはいえ、大事な初戦。
その大役を涌井は難なくこなした。リズムのよい投球で、攻撃にも、またチームそのものにも良いリズムをもたらした。

韓国戦を振り返ると、成瀬は先制点を許すものの持ち前のコントロールとマウンド度胸を充分にみせた。
それを受け継いだ川上、岩瀬はシーズンとは多少異なる使い方ではあったが、ピンチを凌ぐあの強気な投球と冷静なコントロールは、流石だ。
そして、1点差のプレッシャーがかかる最終回にあがった上原。
国際試合の経験も豊富で投手陣のキャプテンは、計り知れないプレッシャーもパワーに変えて、期待に応えてみせた。

最終戦の台湾戦は、ダルビッシュは悪いながらも7回を投げきり、藤川・上原に繋いだ。
試合は序盤、重苦しい雰囲気で一時逆転を許したが、最小失点に抑えた。
藤川は全部直球勝負で力を見せ付けた。そして、最後を締めくくる、決める場面はやはり上原だ。

今回の予選での失点は、5点。
その中でホームランによる失点は3。
ホームラン、つまり1球で点を失ってしまうわけだが、これだけは気をつけなくてはいけない。
相手にとっては、これだけレベルの高い投手陣は打ち崩すのは容易ではない。点をとるには、思い切りの良い一振りと失投を逃さないことが求められる。そう考えると、無駄なランナーとコントロールミスさえなければ大きな失点をすることはない。
それだけ日本の投手陣は世界的にもレベルが高い。
気をつけるのは、四球などの無駄なランナーを出さないこと。

最小失点に抑えれば、勝ちは近づく。
勝つための野球、それは相手を抑えこむ投手中心の野球でもある。
そういう点では、この日本の投手陣は、最高だ。

オリンピック本戦では、やはり投手陣を中心にチームを構成することになるだろう。金メダルは投手陣にかかっているともいえる。
しかし、この今の日本の投手陣をもってすれば、金メダルは決して夢ではない。世界でも胸を張っていい最高の投手陣なのだから。


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2007年12月04日

野球北京五輪アジア予選を振り返って 〜キャプテンの存在〜

決めた、北京行きを決めた星野ジャパン。
今日は、その星野ジャパンのアジア最終予選の戦いを振り返ってみたいと思う。

勝って当たり前と思われる中で、勝たなくてはいけない。
このプレッシャーは計り知れない。
一発勝負の国際試合は、本当に何が起こるかわからない。

球界屈指のプレーヤーが集ったとしても、チームを一つにしてがむしゃらに精一杯挑まなければ勝利をつかめない。
まずは、チーム一丸となることだった。

星野監督は、初めからキャプテンは宮本だと決めていた。
アテネ五輪、WBCとキャプテンを務めた宮本は、今回もキャプテンに任命された。

宮本しかいない。

その宮本は、星野監督の期待通り、いやそれ以上にキャプテンとしてチームをまとめ、気持ちを一つにした。
合宿から若手に声をかけ、そして国際試合1発勝負の難しさを説いた。
そのキャプテンの存在は、一人のエースや4番打者よりも頼りになり、大きかった。
宮本の存在なくして、今予選の戦いはなかった。

そして、今回投手陣のキャプテンとしての存在も大きかった上原も忘れてはいけない。
日本の守護神としての活躍は言うまでもないが、その他に合宿から投手陣をまとめることに積極的だった。
国際試合負け無しという絶対的な信頼感、強さをもつ上原の存在は、若手投手陣にとって大きかったはずだ。
最後の台湾戦で、上原がマウンドに行く前に、ブルペンで投手陣とグーでタッチをする映像が映し出された。
上原を信じ、すべてを託し、投手陣の気持ちが上原に集約される。
その姿は、実に良いものだった。チームがまとまっているということを改めて実感した。

宮本、上原の存在は、大きかった。
この二人がチームをまとめる限り、日本はよいチームに仕上がるのではないかと思う。
オリンピック本番も、この二人がいれば、きっと最高のチームが出来上がるはずだ。
すると、自ずと金メダルが見えてくる。

日本代表にこの2人は絶対に欠かせない。





ラベル:オリンピック
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2007年12月03日

星野JAPAN 北京オリンピック出場決定!!

絶対に負けられない戦い。

野球・北京オリンピックアジア最終予選。
日本 VS 台湾 の最終戦。
勝てば、北京オリンピック代表が決まる。
台湾には、地元の利がある。大歓声を背に受け、思い切りプレーできるだけに、絶対に油断は許されない。

先発は、沢村賞&パMVPのダルビッシュ有。
点をやらなければ、負けはない。投手を中心とした守りが大事。
しかし、ここまでの2試合で気がついたことは、グランドが非常にイレギュラーしやすいということ。内野の鋭いゴロは、エラーを誘う。
エラーと四球、これには気をつけなければいけない。

このイレギュラーバウンドがゲーム序盤、早くも試合を動かすことになる。
初回、日本の攻撃は、先頭の西岡がショートにゴロを打つと、バウンドが変わりショートがボールを弾いた。
今日の試合も荒れるのではないか・・・そう思わせる幕開けだった。
その後、日本は送りバントとセカンドゴロでランナーを3塁へ進める。

ここでは、日本に嫌な空気が流れる。
3番青木の打球はファーストを強襲し、セカンドがバックアップして1塁へ送球。タイミングはセーフかと思われたが、判定はアウト。
さらに、4番新井。先取点の欲しい場面。インサイドを厳しく攻められ、その結果、新井の右ひじに投球が当たった。デッドボールかと思われたが、判定はファール・・・・。さらに嫌な空気に包まれた日本。雰囲気は完全にアウェー。ここで点が入らないと、さらに流れは悪くなる。
そこで4番は結果を残す。その微妙な判定の直後、鋭い打球を三遊間に放ち、先制タイムリーヒット。大きな大きな先取点が入った。
この流れの中で、よく打った!!4番として最高の仕事をした。

一方、ダルビッシュはどうか。
初回からピリッとしない。本調子には程遠い。
コントロールにばらつきもあり、ダルビッシュの表情も冴えない。
しかし、悪いながらもスコアボードに0を並べる。

こういった状況で追加点がほしい日本だが、相手投手のインコース・アウトコースに投げ分けるコントロール、ストレートやシュート、スライダーの切れに苦しめられる。ランナーを出すも繋がらない。
2回連続で併殺打でチャンスを潰した。重苦しい雰囲気が漂う。次の1点をどちらが奪うか・・・・・。

粘るダルビッシュ。徐々にストレートが走ってきたかのように思えてきた。しかし・・・・・
その矢先、日本に悪夢が・・・。

6回、ヒットで出したランナーを置いて、
ダルビッシュの投じたストレートがやや真ん中に入る。
4番・陳がフルスイングでとらえた打球は・・・右中間フェンスを越えた。
まさかの逆転ツーランホームラン・・・。
日本が凍りついた瞬間だった。

そして回は7回、終盤に入る。

ここからが日本の野球の見せ所だ。
絶対に負けられない。絶対に勝つ。
先頭の村田がデッドボールで出塁すると、続く稲葉がライト前ヒットで繋いだ。そして、里崎の送りバントがフィルダースチョイスとなり、ノーアウト満塁と絶好のチャンスとなった。

打席に立つのは、ロッテの4番でもある9番大村(サブロー)。
ここで誰が予想しただろうか。
1ストライク2ボールからのスクイズを。
これが見事に成功し、日本は同点に追いついた。

ここから日本打線に火がついた。
西岡、川崎、四球を挟んで新井・阿部と連続タイムリーで一挙6点を奪い試合をひっくりかえした。
さらに最終回には、4番新井の2ラン本塁打を飛び出した。
日本の4番としての重責、その中でこの活躍は素晴らしい。

そして、最後は日本の最高のリリーフ陣がダルビッシュの後を受ける。
8回は藤川が3人で台湾の勢いを完全に経ち、
最後は、上原。日本の守護神は昨日に引き続き、3人で締めた。
ランナーを1塁におき、ショートゴロが転がると、川崎がそのまま2塁ベースを踏み、1塁の新井へ。

その瞬間、日本は北京オリンピックの切符を手にした。
試合は10−2で最後は、日本は意地を見せ、全員で勝利を掴んだ。

星野ジャパンの厳しい戦いはこれで一時終幕。
しかし、金メダル目指して、これからも戦いが続く。
日本金メダルへの道がここから始まる。

でも今日は、この勝利に、この五輪決定に皆で美酒に酔いしれたい。
おめでとう、ありがとう、星野ジャパン!!


posted by KJ at 22:32| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(6) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月02日

北京へ王手 星野ジャパン・韓国との激戦制す!!

日本の意地をみた。

ワールドカップ男子バレー最終戦。
日本 VS  世界王者・ブラジル

圧倒的なパワー、スピードで相手をねじ伏せる王者・ブラジル。
今大会最終戦となったこの試合。最終予選に繋げる戦いをしたい日本。
地元開催であり、ファンの前でも最高の戦いを見せたい、意地をみせたい。

日本は王者から第1セット奪った。
サーブで攻める、厳しい2段トスでも思い切り打ち抜く。
そして粘って粘って厳しいサーブ、スパイクを拾う。
日本らしい戦いで王者を慌てさせた。
スーパーエース・山本、ゴッツ石島と越川のスパイクがブラジルコートに突き刺さる。

しかし、第2セット以降は、王者が王者の戦いを見せる。
ここぞというときのサーブ、ブロック、スパイクと日本を1枚も2枚も上回っていた。しかし、その中でも日本は粘って粘ってくらいついた。サーブでも思い切りよく攻めた。ここぞという場面でブロックも出た。連続ポイントでブラジルを慌てさせる場面もあった。
十分に世界の上位陣と戦える、そういう光が見えた。

日本の意地をみた、そんな試合だった。
北京への道は途絶えたわけではない。この戦いを糧に最終予選、なんとしても北京への切符を掴んでほしい。

そして、今日の大一番は野球アジア最終予選
日本 VS 韓国
韓国は勝てば、北京の切符を手にすることになり、日本は絶対に負けられない試合。
先発はダルビッシュかと思われたが、台湾戦に先発と思われた成瀬がマウンドにあがった。

絶対に負けられない戦い。
試合は、思いもよらない幕開け、展開となった。
初回、いきなり成瀬が1点を失った。韓国がホームランで先制点を奪った。まさか・・・の展開である。

しかし、その直後、日本は一挙に逆転する。
4番・新井の2塁打から最後は8番サブローのタイムリー、さらに9番・森野のミートした打球がセカンドのエラーを誘い、2点目を奪った。さらに3回、5番・阿部のタイムリーで追加点。
試合は、日本ペースで進むかと思われた。

しかし、韓国も粘っこく攻めてくる。
4回に成瀬から2点目を奪うと、5,6,7回とランナーを出し、日本を追い込んでいく。5回から川上が、そして6回途中からは岩瀬がそれぞれピンチを切り抜けた。
3−2という息の詰まる展開、次の1点・・・・どちらが取るのか。

8回の攻撃。
日本は待望の追加点を奪う。
阿部の2ベースヒットから、送りバントで、最後は7番・稲葉が粘って粘って最後はライトへ貴重なタイムリーヒットを放つ。
ガッツポーズで走る稲葉、日本ベンチは総立ちで喜んだ。
欲しかった追加点、のどから手が出るほど欲しかった追加点を奪った。

しかししかし、韓国はまだ眠らない。
先頭打者がヒットで出塁し、さらにデッドボールでノーアウト1,2塁、そして送りバントで2,3塁とする。岩瀬を攻める。
韓国は、犠牲フライで1点を返す・・・・韓国の脅威の粘り・・ここは、岩瀬に全てを託した。
その思いに応えた岩瀬が、最後は渾身のストレートで断ち切った。

最後は、投手陣のキャプテン、守護神・上原が登場。
圧巻だった。
国際試合経験豊富の絶対的な信頼のある守護神が最後は3人を完璧に抑え、この激戦に終止符を打った。

絶対に負けられない戦い。
日本は全員野球で勝利を掴んだ。
日本の意地を見た。絶対に負けないという心の強さをみた。

これで北京へ王手。
明日の最終戦は台湾との戦い。
北京まであと一歩。
頑張れ!!日本!!

posted by KJ at 23:31| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月01日

北京オリンピック アジア最終予選開幕 星野ジャパン 勝利!!

ワールドカップ男子バレーも残すところあとわずか。
最後の東京ラウンド3連戦で約1ヶ月に渡って繰り広げられたワールドカップバレーも終幕。
男女ともに北京の切符を掴むことはできなかたったが、まだまだ戦いは続く。男子は残り試合、なんとしても次に繋がる試合をしてほしい。

ブルガリアとの対戦では、第1セットは大きくリードを奪い、終盤追い上げられるも、逃げ切った。
しかし、その後は序盤、中盤といい戦いをみせるも、終盤に振り切られ、一気に3セット失った。
やはり10点後半から20点以降の戦いで差が出始める。1点の重さを感じる。ここで決めてほしい、という場面で決めきれない、一方で相手はそういうところで決めてくる。
そうなると、勝ちは自然と遠のいていく。
あと少し・・・なのだが・・・紙一重のようでその紙が分厚く感じる。
あと1戦。世界王者にがむしゃらにぶち当たり、次に繋げてほしい。


とうとう野球日本代表の戦いは始まった。
北京オリンピックアジア最終予選がスタート。

フィリピン、韓国、台湾との3連戦。
初戦、フィリピン戦。

誰もが勝って当たり前と思っているはず。
またただ勝つのではなく、圧倒的な勝利を予想しているはず。
日本はWBC初代チャンピオン、方やフィリピンはプロすらないのだから。

しかし、何が起こるかわからない一発勝負の国際試合。
油断は許されない。
また次に続く、韓国、台湾戦につなげるためにも良い勝ち方をしたいところだ。

大事な初戦、西武・涌井がマウンドにあがった。
星野ジャパンのスタートとなるこの試合は、若き右腕に託された。
涌井は、落ち着いていた。ヒット1本に抑え、6回まで完璧なピッチング。相手のレベルを見れば、当たり前かもしれないが、しかしこの大事な初戦でコントロールも安定していたことはさすがである。

攻撃陣はどうだろうか。
打撃は、水物といわれる。相手投手が良ければ打てない。また噛みあわなければ全くかみ合わない。
初対決となれば、これは顕著に出やすい。

初回、日本は5点を先制する。
これだけをみると、全く問題ないかのように思われるが、しかしこの5点は実際紙一重だった。

日本は結局6回までに16安打で10点を奪い、7回コールドと大勝する。
これは予想通りというか、これくらいでないと・・・・と思う人が多いだろう。

ここで問題なのは、点の取り方。
たしかに結果を重視。結果が一番大事なのは言うまでもないが、このフィリピン戦に限っては、点の取り方、選手の打撃について気にしなくてはならない。

初回の5点。これがなければどうなっていたことか・・・と思うが、実際この5点も相手から貰ったような点ともいえる。

先頭打者の西岡が四球。2番井端が併殺崩れで1塁に残り、3番青木は凡打の後、4番・新井のセンターオーバースリーベースヒットで先制した。
まず井端のところは、併殺打であったし、新井のセンターオーバーも日本人外野手なら取れていたかもしれない。
新井の先制打のあとも、ヒットではあるが実際捕れる打球だったものもある。素直に喜べる打撃ではなかった。

そう考えると、初回は0点だった可能性もある。
その後も、エラー絡みでの得点が目立った。
10点を奪ったものの、しっかり得点したのは3,4点だったのではなだろうか。やや不満の残る内容だった。
それは、試合後の星野監督のコメントからも満足できない内容であったということが伺える。

しかし、勝ちは勝ちだ。
勝つことが大事。勝ち方など気にしてはいられない。

そして、次は大一番の韓国戦。
WBCでは3回戦い2回負けている。日本にとってこの予選で最も大事な試合である。

先発は、おそらくダルビッシュだろう。
この日本最強右腕にこの試合を託す。

内容は、どうでもいい。
とにかく、勝ってほしい。勝つだけだ!!
頑張れ、野球日本代表!!


posted by KJ at 10:00| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(5) | プロ野球 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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