カンザスシティ・ロイヤルズだ。
あらたにユニフォームを着るものもいれば、脱ぐものもいる。
ヤンキース、トーリ監督がヤンキースのユニフォームを脱ぐ。
理由は、ここ数年の結果、そして今回ヤンキース側が打診した契約内容だった。
来季は誰が常勝チームの指揮を執るのか。
決まった。
今年の日本シリーズの対戦カードが決まった。
パ・リーグは、先日熱戦を制した日本ハム。
そして、セ・リーグは・・・・・
中日ドラゴンズだ!!
中日が3連勝でリーグ戦を制した巨人を圧倒した。
球団史上初の2年連続の日本シリーズ進出だ。
今日の試合は、中日の若き右腕が支配していた。
中田賢一 25歳。
8回途中まで気持ちのこもった力投。マウンドで躍動した。
巨人強力打線を力のあるストレートを中心にねじ伏せた。
試合は、巨人が二岡のホームラン先制。
序盤、完璧なピッチングをしていた巨人・高橋尚。
一つのデッドボールからリズムを崩す。
ランナーを二人置いて、主砲・4番ウッズにスリーランホームランで、一気に逆転。
その後は、中田のピッチング。
ランナーを出しながらも粘りの投球。捕手・谷繁のリードも冴えた。
ワイルドピッチなどのミスはあったが、巨人はそこにつけ込むことはできなかった。
終盤にきても、全く勢いの衰えない中田のストレート。
コントロールは完璧ではなかったが、その勢いは巨人の打線を抑えるには十分だった。ただの勢いではない。気持ちの入ったストレートは、甘いコースに入っても、ことごとく巨人打線のバットの空を切った。捉えた打球はフェンス前で失速した。
右の本格派。あれだけストレートを終盤まで投げ込み、真っ向勝負を挑む25歳。観ていてシビれるピッチングだった。
最後は、絶対的な守護神・岩瀬が8回途中からマウンドにあがり、試合に、シリーズに決着を着けた。
中日の3連勝でこのシリーズは終えた。
巨人は、全く良いところがなく、あっさりと負けた。
誰が予想しただろうか・・・。
中日は、実は福留という中心選手がいない。
しかし、この強さはいったい。
それは、守備力を中心とした野球、バランスの取れた攻撃陣。
つなぎの野球と機動力を中心にしながら、特大の大砲さえも持つ。
投手陣は、エース川上を中心に安定感があり、中継ぎ陣も豊富、最後には3年連続40セーブの岩瀬がいる。
この守りの強さが、大崩れしない安定感のある戦いを可能とする。
そして、この短期決戦。プレイオフ5連勝で日本シリーズへの切符を掴み取った。短期決戦の戦い方も熟知している。ミスが少なく、また思い切った策も実行した。結果、チームは勢いに乗り、クライマックスシリーズを制した。
巨人は、自慢の打線が点を取れなかった。
中心選手・高橋由の欠場はかなり痛い。大誤算だ。
今年の巨人の象徴・1番高橋。それほど酷い怪我だったのか・・・。
「強い選手を求める」
これは シーズン前の原監督の言葉だった。
最後の最後で、こういう結果になってしまった。
一番気になっていたのは、巨人の選手の表情だ。
何か暗い、重い・・・・感じがしたのは僕だけだろうか。
リーグ制覇をしたプレッシャーだろうか。
表情がなく、感情が伝わってこなかった。
これが一番残念だ。あれだけの接戦を制し5年ぶりにリーグ戦を制したときの がむしゃらな表情・気持ちは伝わってこなかった。
これで2年連続の日本ハム VS 中日 の日本シリーズとなった。
ヒルマン監督が日本での有終の美を飾るのか、
それとも中日が昨年のリベンジを果たすのか。
もうすぐ今年のプロ野球、最終章が始まる。
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